年の初めは『松竹梅』

神戸の演奏会にいらしてくださった皆様、またご一緒できました皆様、
本当にありがとうございました。

たくさんの地元の方々のご尽力があって、こうして毎年のように、全国のどこかで、
日盲連の演奏会(そして翌日の福祉大会)が開催されていることは本当にすごいことです。
その機会の度に、同じ立場をもったもの同士が「お久しぶりです」と声を掛け合いながら、
色々な情報交換ができる、本当に貴重な時間だと思っています。

今回、私の出演は、三橋勾当作の『松竹梅』。
全部演奏すると20分を超えてしまうため、中歌の「君が代は…」の部分からでした。
久々に、箏の低調子。四を押したら直ぐに九を押しにいったりする手事部分。
体の軸をぶれさせないために必死でしたが…。

清邦先生のお三絃から、まるで宝箱を開けるように、次々に飛んでくる音に、
時には身を任せ、時に掛け合うことのできる時間は、本当に幸せでした。

また、もっと精進します。

ありがとうございました!