VOICE SPACEヨコハマ・インスピレーション 波止場の中也、風の中の賢治

開催日: 
2014/11/16
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SOUND DISCOVERY横浜赤レンガ倉庫1号館倉庫ライブ

VOICE SPACEヨコハマ・インスピレーション
―波止場の中也、風のなかの賢治―

波止場に出でて、今日の魂に合ふ、布切屑(きれくず)をでも探して来よう(中原中也)

ほんとうにおれが見えるのか、まばゆい気圏の海の底に(宮澤賢治)

日本で唯一の詩と音楽のコラボレーション集団VOICE SPACEが放つ、 摩訶不思議で、鮮烈な音楽ファンタジー!

横浜を歩く中原中也と、花巻でセロを弾く宮澤賢治。

海風に乗って、吹き寄せる、昭和初年代の二つの魂!

日時:2014年11月16日(日) 15:30開場 16:00開演

会場:横浜赤レンガ倉庫1号館3階ホール

  • みなとみらい線、馬車道(6出口)、日本大通り(1出口)より、徒歩約10分
  • 桜木町駅・馬車道駅より、市内観光スポット周遊バス「あかいくつ」Cルートにて 赤レンガ倉庫 下車、徒歩3分(バス約15分間隔、桜木町駅は4番 乗場)
  • その他 横浜市営バス(270系統)、リムジンバス(みなとみらい方面)にて赤レ ンガ倉庫下車
    神奈川県横浜市中区新港 1-1 (Tel 045-211-1515)

入場料: 前売3,500円 当日4,000円(自由席)

(未就学児童の入場はご遠慮ください)

問い合わせ・申し込み

  • 澤村裕司 : Tel.090-9012-3861
  • 横浜赤レンガ倉庫1号館: Tel. 045-211-1515(10:00~18:00)
  • カンフェティ・チケットセンター: Tel. 0120-240-540(平日10:00~18:00)

出演/制作

  • 出演: 中村裕美(作曲・ピアノ)、小田朋美(作曲・ピアノ)、小林沙羅(ソプラノ)、 薬師寺典子(ソプラノ)、吉成文乃(メゾソプラノ)、 渡辺元子(尺八)、澤村祐司(箏・三味線)、石井千鶴(鼓)、豊田耕三(アイリッシュフルート)、大石俊太郎(サックス)、古川麦(ギター)、関口将史(チェロ)
    ※やむを得ぬ事情により、内容や出演者が変更となる場合がございます。あらかじめ ご了承ください。
  • 監督: 佐々木幹郎
  • 仮面・映像:ししやまざき
  • 脚本:早坂牧子
  • デザイン:佐藤賢太郎
  • 制作:首藤はる那・荒井風香・横浜赤レンガ倉庫1号館
  • 制作協力:岩神六平事務所

VOICE SPACEはハイブリッドである。

VOICE SPACEはグローバルである。

VOICE SPACEはまたコミカルである。 

谷川俊太郎

VOICE SPACEとは

VOICE SPACEは、詩と音楽のコラボレーションの可能性を探求し、新しい日本語エン ターテイメントの形を提示するパフォーマンスグループ。縦横無尽に近代詩・現代詩 を読み解き、ポップかつアヴァンギャルドな音楽スタイルで聴衆を言葉と音の果てし ない世界に連れ出します。今回は、横浜を舞台に詩を書いた中原中也と、同時期に花 巻にいた宮澤賢治の詩と童話から、魑魅魍魎が跋扈する幻想的な音楽世界を展開しま す。第1部に、横浜をうたう中原中也の詩「秋の一日」を初演。詩人が魂のきれくず を波止場で見つけるまでの歌物語。その他に、2012年中原中也賞を受賞した暁方ミセ イの詩、2013年現代詩花椿賞を受賞した藤原安紀子の詩を。第2部に、2014年1月に東 京で初演して大好評を博したVOICE SPACE版『春と修羅』と『セロ弾きのゴーシュ』 。宮澤賢治の詩をめぐる音楽ファンタジー「おれはひとりの修羅なのだ」の赤レンガ 倉庫バージョン。VOICE SPACEが海辺で風となり、修羅となる演奏会。VOICE SPACEウェブサイト

赤レンガ倉庫ライブについて

SOUND DISCOVERYは、音楽やパフォーマンスで横浜赤レンガ倉庫の歴史を明日へつな ごうとするプロジェクト。横浜赤レンガ倉庫は、明治政府により新港(しんこう)ふ 頭の建設が始まり、 その中で横浜税関の施設のひとつとして造られました。 海外か らの輸入品を一時的に保管して関税手続きを行う「保税倉庫(ほぜいそうこ)」の役 割を担い、やがてそれらの物資は海外からの文化とともに全国各地へと流通していき ました。横浜赤レンガ倉庫のこうした歴史と役割を明日につないでいくために、 若 手のアーティストたちが集まり、倉庫のユニークな空間を活用して 新しい音楽の発 信に取り組むプロジェクトがSOUND DISCOVERYです。