演奏と朗読でたどる 漱石と邦楽
2017年11月18日
開催日:
2017/12/2
尊敬する同門の先輩、南海佳子さん、そして頼もしき後輩の日吉章吾さんとの三人で 、 宮城道雄作の器楽合奏曲『唐砧(からぎぬた)』を演奏いたします。 宮城作品の中でもかなり好きな作品の一つです。
ここ数年、「どーんと大きな旋律」の低音の箏を演奏することが多かったのですが、 この度は、十数年ぶりに、「きらきら旋律一杯」の高音の箏を担当させて頂きます。 二つの箏パートと三絃。三つのパートが丁々発止と繰り広げる、 あっという間の九分間を、皆様に見守っていただけましたら、嬉しいです!!
開催日時
12月2日(土)午後2時開演
会場
国立劇場小劇場、東京都千代田区隼町4−1(アクセス)
チケット
入場料金(全席指定)= 4,500円/学生3,200円(障害者の方は2割引きです。)
電話:国立劇場チケットセンター(午前10時〜午後6時)0570-07-9900、03-3230-3000(一部IP電話等)
インターネット:国立劇場チケットセンター(スマートフォン)
演目
- 義太夫節 生写朝顔話 宿屋の段 浄瑠璃: 竹本京之助、三味線: 鶴澤津賀花
- 尺八 虚空鈴慕 尺八: 芦垣皋盟
- 二絃琴 梅がしるべ 二絃琴: 藤舎蘆柯
- 謡曲 熊野 謡 殿田謙吉
- 箏曲 唐砧 箏高音: 澤村祐司、箏低音: 日吉章吾、三絃: 南海佳子
- 一中節 恋路の八景 浄瑠璃: 都了中 都一光、三味線: 都一中 都楽中
- 朗読: 杵屋巳津也、今藤龍之右
- ご案内: 柳亭左龍
- 囃子: 藤舎呂英連中
【朗読作品】
- 夏目漱石「吾輩は猫である」「坊っちゃん」「虞美人草」「三四郎」「行人」「硝子戸の中」
- 正岡子規「筆まかせ」
- 寺田寅彦「尺八の音響学的研究」
- 高浜虚子「漱石氏と私」
- 内田百閒「桑原会自讃」
- 芥川龍之介「新曲 恋路の八景」
協力= 岩波書店、新宿区、新宿区立漱石山房記念館
*字幕表示がございます。
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