かがみびらき ~久々に奏で合った同士のひととき~
いよいよ本当の寒さに震えます
先日のコンクールにいらしてくださった皆様、本当にありがとうございました。
我々箏七星は、尺八の田嶋謙一と共に、ゲスト演奏をさせて頂きました。
「箏七星」として、こうして公式に集まって奏でたのは、2011年の 播磨国音舞台以来、なんと四年ぶりのこと。
改めて、こうして「集まる」という機会・ご縁を下さった英法の父 利根敬通様には本当に感謝でした。
昨秋から、度々皆で一緒に集まり、必死に作ってきたアンサンブルはこの二曲。
箏と十七絃のための「吟絃譚詩」(甲田潤作曲)
組曲「相生の町」(池上眞吾作曲~利根英法委嘱作品~)
特に、吟絃譚詩は初めて取り組んだ作品で、曲の世界に親しんで、いわゆる、仲良くなる?までに、自分は本当に時間がかかったと思います。未知の世界に入っていくような感覚を覚えながらも、本番寸前まで、ずっとどきどきが抜けないままでした。でも、曲が終わりに近づいたとき、初めて「あ、短い」と感じたので、きっと、やっと、入り込みながら演奏ができたのだろうと思いました。
相生の町は、やるたびに、思い出がどんどん膨らんでいきます。それこそ、英法と演奏したときのこと。英法とのさよならの悲しみからまだまだ覚めやらなかった、四年前の姫路のこと…。でも、今回ほど、時間をかけて、アンサンブルは作れていなかったかもしれません。なんだか、「この四年間、みんなそれぞれ過ごしていた時間は、きっと実は濃密だったのか?」。そんなことを感じました。
演奏が終わって、舞台袖に下がった瞬間、謙一君の言った「緊張した」の一言が、とても意外で、思わず にやりでした。
そしてロビーへダッシュ!等身大の英法写真の前で勢ぞろいでぱちり!
さて、最後に発表された本戦の結果はこちらになりました。
皆様本当におめでとうございました。
そして、たくさんのご応募・ご参加、本当にありがとうございました。
実行委員の一人として、心より感謝いたします。
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