年の初めは『松竹梅』
2016年1月20日
神戸の演奏会にいらしてくださった皆様、またご一緒できました皆様、
本当にありがとうございました。
たくさんの地元の方々のご尽力があって、こうして毎年のように、全国のどこかで、
日盲連の演奏会(そして翌日の福祉大会)が開催されていることは本当にすごいことです。
その機会の度に、同じ立場をもったもの同士が「お久しぶりです」と声を掛け合いながら、
色々な情報交換ができる、本当に貴重な時間だと思っています。
今回、私の出演は、三橋勾当作の『松竹梅』。
全部演奏すると20分を超えてしまうため、中歌の「君が代は…」の部分からでした。
久々に、箏の低調子。四を押したら直ぐに九を押しにいったりする手事部分。
体の軸をぶれさせないために必死でしたが…。
清邦先生のお三絃から、まるで宝箱を開けるように、次々に飛んでくる音に、
時には身を任せ、時に掛け合うことのできる時間は、本当に幸せでした。
また、もっと精進します。
ありがとうございました!
コメント
コメントの投稿テストです。
テストありがとうございます。
こんな感じで投稿できるのですね。
はじめまして。その演奏、会場で聴かせていただきました。テンテン、テンテンという三絃,箏の掛け合いの音色に鳥肌がたちました!!今でも思い出すとゾクゾクします。聞きに行って、ほんとうに良かった!すばらしい音曲をありがとうございました。
> えりママさん
早速に、嬉しいコメントを頂戴していたのですね。ありがとうございます!
あの曲には特に、掛け合いの魅力がたくさん詰まっています。
三絃の迫力に飲み込まれないように、自分だけで楽しむよりも もっと真摯に取り組んでいこう。
そんなことを思って臨んだ結果が、後で振り返っても、残った充実感に繋がったのかもしれません。
やっぱり古典は、自身を磨かれるし試されるので、本当に良いです!
澤村さん、私も神戸の演奏会に参加させてもっらった一人です。名古屋でに演奏会の際に少しだけお話させてもらいました。池田あきらの娘で、池田裕子と申します。今年の演奏会では「春興」を演奏させていただきました。澤村さんの本当に素晴しい演奏、ありがとうございました。琴はもちろん、それに歌がとてもお上手で感動しました。私はオーストラリア、メルボルン在住で沢井流で箏を習っていて毎日稽古に励んでいます。
また、日本で澤村さんのお琴を聞ける日を楽しみにしています。
> ゆうこ様 コメントありがとうございます。
名古屋の折、お話させて頂いたこと、覚えております。
オーストラリアでお箏。いったいどんな空気と響きが生まれるのでしょう…。
またお話できることを楽しみにしています!
澤村さん、お返事ありがとうございました。覚えていてくださってとても嬉しいです。先月11日は、震災から5年ということで、日本人のアーティストが集まりチャリティーコンサートを催し、私も箏を演奏させてもらいました。みんな心を一つにして大成功のコンサートになりました。
こちらでは、教会で演奏する機会が多いのですが、教会での箏の響きはとても美しく、弾いてる側も聴いてくださる観客もうっとりなるようです。
去年の教会でのコンサートで、私の箏のブランドン、リー先生と日本からお呼びしたチェロ演奏家の原かれんさんとの演奏を送りますのでよかったらお聴きください。曲は沢井忠夫先生作の「風の歌」です。箏とチェロのコラボすごく素敵でした。
ではまたお会いできる日を楽しみにしています。
http://youtu.be/74mHPGeoQCQ
裕子
コメントを追加