感謝を込めて リサイタル

やっとやっと記事が書けました。
先日のリサイタルにいらして下さった皆様、本当に本当にありがとうございました。

当日券をお求めになるために、早い方は、開演の3時間も前から
会場の外にお並びいただいていたと聞きました。
そして、開演の直前にお見えになった方の中には、
やはり、お入りいただくことができなかった方もいらっしゃるとも聞いております。
さらには、せっかくお入りいただけたものの、客席がいっぱいだったために、ロビーで鑑賞してくださった方もいらっしゃいました。

そんなふうにまでしてお心を砕いてくださった皆様のお気持ちに、
そして、遠くは福島、富山、神戸、福岡、長崎から、駆けつけてくださった方もいらっしゃる、
「本当に大変なことをさせていただいたのだな」ということを実感し、
今改めて、感謝の気持ちでいっぱいです。

当日は、爽やかな秋空の下、会場に入り、すごーくすごーく緊張しながらリハーサルに臨みました。

そして、会場の周辺が、物々しく、でも、おめでたい雰囲気に包まれていた頃、
私は1人楽屋で、ひたすらに気持ちを整えておりました(確か)。

そして、いざ開演の3分前になりましたが、客席はまだ明るかったはずなのに、
シーンと静まり返ったっていたあの雰囲気は、本当に嬉しくもあり、緊張感を高ぶらせるものでもありました。

そして始まってみると、ほんとあっという間でした。
曲を弾いては舞台袖に下がって、コーヒーとかお湯とかを口に含んでみたり、腕を少し冷やしてみたり…。

今でもはっきり覚えていること。それは、
1曲1曲を弾き終わるたびに、嬉しさがドンドンと緊張感を上回っていったということです。

そして最後の曲「松竹梅」の後歌に差し掛かった時に、自身の心は、
この上もない幸せな気持ちに満たされていました。

無事に演奏が終わり、ロビーでたくさんの方々とお目にかかってお話しできたあの瞬間は、
やはり本当にありがたい時間でした。
夜も遅いのに、ずっと列の後ろにお並びいただいたのでしょう。
お疲れのところ本当にありがとうございました。

これから精進して、伸ばして行かなくてはならない課題はまた見つかっています。
また一歩一歩大切に歩んでまいりたいと思います。

最後になりましたが、ご助演くださいました富田清邦先生、会の運営を支えてくださいました皆々様、
そして、お忙しい中駆けつけてくださいました全ての方々に
心より感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました。澤村祐司より

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