暑く熱かった、二つの薪能
2019年8月27日
2019/8/27
もう、秋ですね。
薪能公演にいらしてくださった皆様、
暑い中本当にありがとうございました。
佐渡の舞台、そして小金井の舞台、二箇所での上演となった創作舞「雨にもまけず」。
本当に暑く、熱く、楽しい舞台でした。
まさか自分が、舞台の上で、演奏以外に、
お手製の竹の杖を使って、自由に舞わせてもらったり、
着物姿で帽子を二種類、かぶり分けることになるなんて…、
まったく予想もしなかったです。
舞手だけでなく、チェロ、笛、太鼓、そして箏の私も、演奏者一人一人が、
みんな「賢治」になって、かわるがわる、舞台の中心に出て、
本当に、いろんなことをしながら、賢治作品のコラージュを作り上げていきました。
本番までのラスト1ヶ月、ぎゅっとなって集まって、全員で作っていった濃密な時間は、
楽しかったし、熱かったし、「また必ずどこかで…」と思うくらいに、
心から貴重な経験になりました。
常に暖かなオーラで、力強さの込められたステージを演出された森山開次さん。
王らかな舞で、ひととき包み込んでくださった津村禮次郎先生。
一緒に自由に舞わせてもらった、ダンサーの大前光市さん。
特に「永訣の朝」で、本当綺麗な旋律を弾かせてもらった、作曲家の渋谷牧人さん。
隣同士、いつも音で遊び合った、チェロの多井智紀さん。
上演の最初に、いつも舞台にいざなってくれた、太鼓の高橋勅雄さん。
ほっとするような和の旋律を奏でておられた、笛の田中義和さん。
… …
この他にも、本当数え切れないぐらいのスタッフの方々のご尽力もあり、
楽しかった二つの舞台が、無事に終了いたしました。
皆様、本当にありがとうございました!!!
写真を何枚かお届けして、久々の長文日記を終わりたいと思います。こころね
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