第39回 田嶋直士 東京 尺八リサイタル -地歌尺八の世界-
これほどまでに、迫力のある古典の舞台は、もしかすると、なかなかないかもしれません。
親友のお父様であり、十年以上にわたってご縁をいただいている尺八の田嶋直士先生には、共演させていただくたび、音に向き合うためのいくつものヒントをいただいたり、叱咤激励と言う名のハッパをかけていただいたりしています。
一方、お三絃の藤本昭子先生とは、ご縁をいただいてまだ2年ほどですが、先生主催の地唄ライブのたび、これ以上ない緊張感の中で、私は箏を弾かせていただいてきました。それだけでも身の縮むような思いだったのですが…。
今回の演目にある「越後獅子」は、お二人の大先生の横で、私は、呼吸を合わせ、気を合わせ、 三絃、それも替手という、もう本当に実に余る勉強をさせていただくことになっています。
お二人のオーラと迫力に弾き飛ばされぬよう、一方で、芸の奥深さを少しでも感じ取れるよう、危機感を高めて取り組みたいと思っています。 そして、その「越後獅子」でいただいたパワーをそのままに、 その後の「御山獅子」では、お馴染みの日吉章吾さんと、少しでも、パワーを高めて、気を高めて、望みたいと思っています!
皆様のお越しを、心よりお待ち申し上げております。
日時
2019年11月26日(火) 19時開演
場所
豊洲シビックセンター ホール 5階 (東京都江東区豊洲2-2-18)
プログラム
《越後獅子》峰崎勾当 作曲 尺八/田嶋直士 三絃本手/藤本昭子 三絃替手/澤村祐司
《御山獅子》菊岡検校 作曲 尺八/田嶋直士 三絃/澤村祐司 箏/日吉章吾
《八重衣》 石川勾当 作曲 尺八/田嶋直士 三絃/藤本昭子 箏/日吉章吾
入場料
3,500円
チケットお申し込み・お問合せ
澤村祐司:お問合せフォーム、電話:090-9012-3861、メール:sawamura.yuji☆gmail.com(☆を@に変えてください)
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