あっという間に 駆け足四月

久々に舞台へ飛びまわれている時間は、本当にありがたいことです。

またまたお久しぶりになりました。

まずは、おうちライブ国立博物館
そして重音会にいらして下さったみなさん、本当にありがとうございました。
おうちライブについては改めてですが…。

国立博物館(通称東博)は、懐かしの場所でした。
学生時代にずっと歩いていた上のの山。これから始まる新学期の頃は、本当にうきうきしたものでしたし、
実は東博では、もう七年前の夏に、表慶館で、ささやかな演奏会をさせて頂いたことがありました。
そんな懐かしの思い出たちを浮かべながら鶯の声に迎えられて、温かな日に演奏でき、幸せでした。

由緒ある応挙館で、春にちなんだ箏の作品を五つ。ゆったりと穏やかなひとときになりました。

そして、フル回転だったのは重音会でした。延べ10人以上の方と、入れ替わり立ち代りで合奏。

ほぼ1週間おきぐらいに、皆さんが我が家を訪ねて下さり、それはそれはじっくりと練習を重ねることができました。
この会は毎度のことながら大変にハードです。15分サイズの曲を五つ六つなんて、
そうはありません。だから、当日がどうだったのかなんて、
あまり覚えていないのが正直なところです。
でも、この会で本当に鍛えられるからこそ、乗り切るための精神力が、少しずつでも備わりはじめているのかなと、最近思っています。

尾上はまた来月も演奏するので、しっかりと磨き続けます。

そして、明日は湘南の春です。気合入れなおします。