昔から 野球が好きだったので 実は…

いつの頃からだったのか。
私は野球が好きで、よくラジオの実況に耳を傾けることが、しばしばあります。

プロ野球なら阪神、さらに、高校野球(特に夏)のシーズンともなれば、
落ち着かなくなります。何せ、どんなドラマよりも「熱闘甲子園」に感動
することの方が多いぐらいで、名シーンは、その時の実況とともに、心に残り続けています。

2009年 日本文理(新潟)が見せた猛反撃。
2000年 智弁和歌山が見せた猛打。
1996年 松山商が見せた、あのバックホーム…。

時々、youtubeを紐解きながら、その時のシーンを思い出すこともあり。
すると、私が野球にはまる前に演じられた名シーンも見てみたくなり、
1984年の取手2高(茨城)の優勝シーン、
1982年の池田(徳島)や、'79年の箕島(和歌山)などなど、
すばらしいドラマの数々に感動しています。

そして、それらの実況を探しているうちに、一人のアナウンサーに行き当たったのです。
彼の名前は植草貞夫さん。独特の節回しから繰り出される数々の名実況。
テレビの実況なのに、まるでラジオを聴いているかのように錯覚してしまうほど、
私には、臨場感たっぷりに伝わってくるんです。

植草さんはどんな方なんだろうと調べているうちに、探し当てた本がこれ。
「青い空 白い雲」。甲子園の高校野球実況に、なんと40年以上も携わった方なんですね。
たくさんのエピソードが詰まった本を、読書苦手な私は、今、吸い込まれる
ように読み進めています。

たぶん、皆さんの中にも、「この声なら知っている」と思った方は多いのではないでしょうか。
三つの動画リンクを貼りましたので、よかったらご覧ください。

阪神 伝説のバックスクリーン3連発(約5分)

「甲子園は清原のためにあるのか?」(約1分)

中島彰一(取手二高)決勝HR(約2分)